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中堅中小企業の潜在価値実現を支援するプライベート・エクイティ・ファンド

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設立への想い

Founders' Thoughts

日本は高度経済成長期を経て一時は世界第二の経済大国にまで成長しましたが、バブル崩壊を経験したのち、現在に至るまで低成長を脱却できずにいます。日本経済の成長を牽引してきた自動車、民生用/産業用エレクトロニクス、半導体といった産業はグローバル競争に晒され、日本における産業構造は激変しました。その結果、日本の産業は生産性が低迷し、イノベーション力が低下して、かつてのような高い付加価値を生み出せなくなっています。加えて少子高齢化の加速によって事業承継問題も顕在化してきました。

私たちは、このような厳しい現実に直面する中で価値を創造し、よりよい社会の実現に向けて少しでも貢献していきたいという想いでバリュー・クエスト・パートナーズを設立しました。日本経済においては、その付加価値の約3分の2が中堅中小企業によって創出され、また、日本全体の約7割の雇用をそれら中堅中小企業が生んでいます。私たちは、中堅中小企業の価値を向上させることが日本経済の生産性向上を実現させるために不可欠であると考えています。

バリュー・クエスト・パートナーズでは、プライベート・エクイティ業界における初の試みとして「アナリストアプローチ」を採用しています。「アナリストアプローチ」とは、上場会社では一般的である経営陣/幹部メンバーと株主/アナリストとが対話を行う関係を未上場の中堅中小企業に適用しようとするものです。具体的には、対話を通じて経営陣/幹部メンバー自身も気づいていない可能性のある会社の潜在価値を探り当て、その価値の実現に向けて、経営陣/幹部メンバーや現場の従業員と一丸になって推進していくものです。経営方針の策定や取り組むべき真の経営課題の検証・優先順位づけを経営陣/幹部メンバーと共に議論し、そこで擦り合わせた目標の着実な実現に向けて問題提起を行っていきます。また、施策実行に向けて必要な人材については私たちのネットワークを活用して、採用支援を行っていきます。

バリュー・クエスト・パートナーズは、国内中堅中小企業へのプライベート・エクイティ投資によって歴史ある会社の事業承継を支援してきたアナリスト出身のファンドマネージャー、80年代以降の日本の産業構造の変遷や個別企業の取り組みを見てきたアナリストや事業会社の元CFO、現役の中小企業2代目社長などによって構成されています。「中堅中小企業の企業価値向上のツボ」を心得た私たちだからこそ、支援先企業に対して提供できる価値があると自負しています。多くの会社と対話を重ねてきた経験を活かし、支援先企業の永続性や、顧客/取引先/従業員を含めたすべてのステークホルダーに配慮した価値創造モデルを追求していきます。

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